先日NHKの「あしたが変わるトリセツショー」という番組でメガネの特集が組まれていました。目の健康に関する内容が結構役に立つなと思ったので、その内容を一部シェアしようと思います。
ちなみに番組公式サイトではメガネ以外にも健康に関する様々なトリセツが実際にダウンロードできたりして、おもしろいです。
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街頭調査での驚きの結果
番組内では4万人以上の目を診断してきたという先生が登場。
街頭のメガネをかけている人に今のメガネがあっているか、調査を行っていました。
調査の内容はまず現在の視力を測り、そしてちょっとした作業の後に特殊な機器を使って、目の状態を調べるという内容です。
調査を受けた人はメガネをかければ視力1.0程度を維持しており、一見特に問題もなさそうな感じです。
しかし、その診断結果は…
なんと15人中14人が今のメガネがあっていないという驚きの結果でした。
目のとある組織が悲鳴をあげている
特殊な機器をつかって見ていた場所はというと、それは毛様体筋という場所です。
毛様体筋とは目のレンズである水晶体の厚さを変え、ピント調節を担っている場所です。
あわないメガネをかけていると、この毛様体筋に大きな負担がかかります。
毛様体筋は自律神経とも繋がっており、負担がかかる状態が続くと、肩こり、目眩、頭痛など様々な不調が起こります。
そして調査を受けた人の殆どがこの毛様体筋がレッドゾーン近くの負担量だったのです。
現代人は殆ど遠くをみていない
ちょっとした作業というのは文字を書き写してもらうことでした。
書き写しているうちにある異変が訪れてきます。
それは文字の大きさがだんだん大きくなってきているのです。
書き写している本人も気づかかないレベルですが、明らかに大きくなっています。
これはメガネがあっておらず、毛様体筋が悲鳴をあげているサインだそうです。
そしてもうひとつの調査として、現代人が実生活でどの距離をよく見ているかというのがありました。
その結果はほとんどの人がメガネで矯正した遠くをみているのではなく、近くをみているという結果でした。
私も含めメガネを作ったことがある方はわかるかもしれませんが、見え方をチェックするとき遠くの見え方はチェックするが、近くのものを見て確認した方は殆どいないのではないでしょうか?
よく考えたら一番良く見る距離を確認しないのはおかしな話ですよね。(検査員の方が近くの確認を促す場合もあるみたいですが、そこはメガネ屋さんの事情もあるようです)
まとめ
正しいメガネの作り方や良い眼科さんの見つけ方、メガネのメンテナンス方法まで詳しい情報に興味のある方はぜひ番組公式サイトを見てみてください。
情報化社会の現代は仕方ないのかもしれませんが、それにしても現代人は近くを見すぎですね。
まだ視力が悪くない人もかなりのリスクを抱えているのではと思います。
そんな中でも目が良いことはそれだけで大切な資産ですし、色々なアドバンテージがあると感じます。
視力悪化を防ぐためにも意識的に遠くを見るなどして、毛様体筋を緩める習慣化をしていきたいですね。
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